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東大合格の鍵はスケジュール管理!?優秀すぎる東大生の受験術に迫る

遠藤 和真
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遠藤 和真
東京大学工学部3年。仙台第三高等学校卒。一浪ののち理科一類に合格。 論理的思考力と、個々人の能力を引き出す洞察力が持ち味。 多趣味。文理問わず勉強。 最近はブロックチェーンに興味あり。 キャッチコピーは 「ワクワクつくって生きていく」

東大合格の鍵はスケジュール管理!?優秀すぎる東大生の受験術に迫る

「受験はスケジュールで決まる」と語るのは栄光学院出身の吉田健人さん。自身の受験生活は文化祭実行委員長と部活、そして勉強の三本柱だったと振り返る。忙しいサッカー部の活動に打ち込みながらも現役で文科一類合格を手に入れたノウハウは一体どのようなものだったのだろうか。

順位をモチベーションに

――まず、サッカー部の活動について教えてください。

部活は中学のときからもやっていましたが、高校のときは土曜と平日一回の週2回。でも日曜も練習していたし、朝・昼・夕練は自主練だけど全部行っていました。最後は予選会の決勝で負け、7/24に引退したけど、9月に二次予選で行くのが目標だったから勝ちたかったし、引退は10月ぐらいの予定でした。

――本当にサッカー漬けの日々!自主的にサッカーに没頭しながらも勉強がおろそかにならなかったのはすごいですね。

小学生のころから勉強は嫌いじゃなかったんですが、高1の頃から少しずつは始めていましたね。姉が高3になって受験勉強をしているのを見て、「しっかりやらないと」と思うようになりました。

高校はテストの順位は発表しないのに、高1の英語の先生は聞きに言ったら教えてくれたんです。それで中間テストが30位くらいで。ちょうど文化祭直後だったので忙しくてもちゃんとやれば取れるんだなって思いました。そこから順位も意識するようになって、その後は一回だけ13位っていうのがあったけど10位以内に収まるように努力しました。

あと、高2から駿台英語を始めて学年最後の模試で英語で全国23位になったのも自信になった。順位というのはけっこういいモチベーションになったと思います

――では、東大を目指すようになったのも自然な流れだったのでは?

目標として東大が一番上だったし、届かないわけではなかったので。それに高校時代に尊敬していた先輩の多くが東大に行っていて、きっと刺激的な環境なんだろうとも思っていました。自分は、自分より頭のいい人のとこにいた方が成長できるとも思っていましたし。

一年に一度のある一日

――勉強ではどのようなことをしていましたか。

スケジュール管理に力をいれていましたね。テスト前はルーズリーフに2週間分のスケジュールを書いていて。

もとはといえば、高校のときから1年に一度だけ一日いろんなこと忘れて自分の人生について考える日を設けたんです。高1の11月に受験でどうしたいか考えました。「東大受けるとしたらどういうスケジューリングかな」とか。1日ずつタイムスケジュールが書ける手帳を買って、書いて、ずっと見てました。

この習慣のおかげで長期目標と短期目標という概念ができたのはすごく大きいと思っています。ただガムシャラにやるんじゃなくて、計画性が大事。みんなも授業中暇になったらその時間でスケジュールを立ててみたらどうかなと思います。僕はよく寝ていましたが(笑)。

当時のスケジュール帳を見せていただいた

――逆に勉強の反省点はありますか。

実は定期試験は得意でも模試は苦手だったんです。暗記があまり得意じゃなくて。定期試験なら範囲狭いから時間かけてどの紙のどこにあるかまで覚えればよかったんだけど、模試みたいに範囲が広くなると分からなってしまって。まとめノートを作るのは好きだったけど、とにかく綺麗に作って満足してしまって、覚えやすさにも気を配らなかったのはよくなかったと思います。

あとは、勉強時間をどう捉えるか。高2の7月からスタディサプリを使い始めて。高2はだいたい月100時間くらいやっていて、引退してからは月200時間ぐらいになったな。これを使うとやっぱり勉強時間は伸びるから、勉強の習慣がないときにはいいと思うけど、高3になっても時間重視になってしまったのは個人的に反省すべき点ですね。高2までは勉強時間が結果に反映されやすいけど、受験勉強となると違ってくるじゃないですか。徐々に勉強内容にシフトしないといけないかなって感じです。

自己管理ができるかどうかだと思います

――なるほど。すごく参考になります。では、実際の受験はどうでしたか。

点数的には本番で割と失敗したけど、なんだかんだプラス20点ぐらいあったからそこは余裕って言えるかな。でも心の余裕はなかったんですよ。

――そういう人結構いますよね。

センターで失敗したからセンター利用がだめで、慶應にも落ちている中、東大受験前日に早稲田の法学部の発表があって。気が気じゃない(笑)ありがたいことにそこは合格していたからよかったものの、万が一落ちていたらたぶん精神が終わっちゃいますよね。本命は本命で、1日目の手応えは良かったけど、世界史の途中からお腹痛くなって集中できなくて。

――それはそれは(笑)ご家族の反応やサポートはいかがでしたか。

塾は好きでめっちゃ通っていたけど、家では勉強しないと決めていたからドラマばかり見ていました。だから親はストレス溜まっていたと思います。でも、母親も中学受験のときに先生から「彼はギリギリにもエンジンがかからない」って言われていたらしくて、僕がテレビとか見ていても何も言わないでくれました。実際高3になるまで東大受験することも言っていなかったし、ちゃんとやるなら浪人してもいいとも言ってもらえたから、感謝しています。

――東大に入ってからはどうですか。よかったことなどは。

一人暮らしが始まったこと。もともと親に志望校を聞かれたときに京大って答えたんです。理由は一人暮らしがしたいから。そうしたら、だったら東大でも一人暮らしにさせるってことになって。ここにこだわったのは、大学生になったら親元を離れて自分で自分を管理できるようになりたかったからで。

あとは、いろんな東大生がいていろんな人がいることがあからさまに分かったことですね。最近は個人がどうかってことを重視しています。でも東大に限らず、大学という環境自体中高の世界とは全然違うし世界は広がる。大学の方がいろんなバックグラウンドの人がいますよね。

――反対にあまり…ってことはありますか。

そんなにないですね。人とか授業の質とかあるにはあるけど、そんなことは自分の裁量でどうにでもなると思っていますし。あと東大生はもちろん全員が全員じゃありませんが、プライドが少し高くて、否定されることを極度に嫌がる気がします。いろいろ気にしすぎなんじゃないかなと。かといって、僕も大学に入って少しは丸くなったとはいえ、敵を作ってしまう姿勢がまだありますが(笑)

――最後に東大を目指している受験生・高校生にメッセージを!

東大を目標にすることはとてもいいと思います。でも東大に入ることは通過点であってゴールじゃない。受からないことには始まらないけど受かることだけを目標にしないでほしいです。海外とかの視点も持ちながら高校生をまずは満喫してほしいです。

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございました。私たち『東龍門』は、東大生ならではのノウハウを活かし、受験や勉強に役立つ情報をTwitterでも発信しています。よかったらチェックしてみてください。また、質問などもお気軽にどうぞ!

執筆:山口ゆり乃

編集:ニシヤマミオ、遠藤和真

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東京大学工学部3年。仙台第三高等学校卒。一浪ののち理科一類に合格。 論理的思考力と、個々人の能力を引き出す洞察力が持ち味。 多趣味。文理問わず勉強。 最近はブロックチェーンに興味あり。 キャッチコピーは 「ワクワクつくって生きていく」

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