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魚釣り>東大?地方からのノンストレス東大受験

遠藤 和真
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遠藤 和真
東京大学工学部3年。仙台第三高等学校卒。一浪ののち理科一類に合格。 論理的思考力と、個々人の能力を引き出す洞察力が持ち味。 多趣味。文理問わず勉強。 最近はブロックチェーンに興味あり。 キャッチコピーは 「ワクワクつくって生きていく」

今回取材に応じてくれたのは、農学部2年の岩本直也さん。岡山県笠岡高校出身で、高校では9年ぶりの東大合格者で、非進学校から東大に合格した人の集いであるUTFR(@UTFR_official)にも所属しています。趣味の魚釣りが高じて農学部で魚(水生生物)をメインに扱う学科にいる彼は、『別に東大じゃなくても良かった』と言います。どういうことでしょうか?

普通に暮らした幼少期

――岩本さんはどのような幼少期を過ごされたのですか?

『そうですね。小学生の頃は、小6までゲームを買ってもらえなかったので、テレビをずっと見てました。あとは、おじいちゃんが船を持っていたので、よく魚釣りに出かけてましたね。今でも三崎とかに釣りに行くぐらい、魚釣りはほんと好きですね。あとは、本を結構読んでいた方だと思います。例えば「お金の秘密」などの「〜の秘密シリーズ」とか「ハリーポッター」、「モモ」などの本を読みましたね。女の子向けの本もよく読んでましたね。』

――習い事とかはやってらっしゃったんですか?

『小3までピアノをやってましたね。嫌になってやめちゃったんですけど…。(笑)他に小2から中3まで習字をやってました。なにか一つ打ち込めること、没頭できることはいいことだと思ってるので、習い事はやって損はないと思います。』

――中学、高校の時はどんな感じだったんですか?

『小説をたくさん読んでましたかね。中学ではバスケ部、高校ではハンドボール部にも入ってましたが、小説は娯楽として継続的に読んでましたね。まぁどっちかっていうとテレビやゲームの方が多かったかな。(笑)』

――勉強するのに塾とかは使わなかったんですか?

『使いませんでしたね。中学受験とかも考えたことがなかったですし、高校も家から近い、かつ荒れてないっていう理由で決めましたし、受験のために塾を使うっていう考えがなかったんだと思います。』

東大進学の決め手

――岩本さんはなぜ東大を受験したんですか?

『高校2年生の時に、先生に「東大目指してみないか?」ってそそのかされたんです。その時、進研模試ですごくいい成績をとって、たまたま勧められたんですよね。それで、「これいけるんじゃね」って思って目指すことにしました(笑)。あとは単純にネームバリューが魅力的だったっていうのと、変な人というか、すごい人に会いたかったっていう理由もありました。」

――それで実際に入ってみて、すごいと思える人には出会えましたか?

『そうですね!いろんなことにチャレンジしてる人がたくさんいます。例えば文系なのにプログラミングをガチでやってる人がいたりして、刺激をもらえてますね。』

――なるほど。それで、東大を目指す過程でストレスとかありましたか?

『いや、ふつーな感じで勉強してましたよ。合格できるかどうかというストレス、そんな先のことより目の前の問題に集中、目の前の問題が解けなければ合格もできないと考えていました。勉強が続くことによるストレスも問題が解けるようになることが楽しいと感じていたのでありませんでした。最悪、後期日程で地元に近い広島大学や北海道大学に入れればいいやって思ってたんで、そんなにストレスとかは感じなかったですね。ただ、東大の2次試験本番は早く終わって欲しいと思ってました。あと、前期の試験が終わった後になかなか勉強が手につきませんでした。後期は北海道大学に出していましたが、ストレスからなのか、集中力切れなのか、なんかそわそわしてしまって、自習室には行くんですけど、昼から友達と喋って17時になったので家に帰るっていうことを繰り返してましたね。』

――合格発表の日って何してました?

『北海道大学の後期試験のために札幌に向かう途中で見ましたね。ちょうど東京駅で見ようと思ったんですけど、回線が重くてなかなか繋がらなくて、困ってたら母親から電話がかかって来て、合格を知らされました。合格を知った時は、「ああ、受かったのか…ほんまかいな」みたいな感覚で。その後は、本郷に合格発表を見に行こうと思ったんですけど、道に迷ってしまったので諦めて、結局駒場の説明会だけ行きました(笑)。』

――それは災難でしたね。晴れて合格したわけですが、岩本さんが受験の恩人だと思っている人は誰ですか?

 「そうですね。まずは両親だと思います。受験のために必要なお金を出してくれましたし。次は生物と数学の高校の先生ですかね。生物と数学はセンター後に補習があって、補習も応用と基礎に分かれてたんですけど、生物の応用は僕一人しかいなくて、つまり僕一人のためにわざわざ補習をしてくれたんですね。基本的に過去問をやって添削してもらうんですけど、翌日には返って来てたので、本当に感謝しかないですね。あとは、高校の担任の先生と進路担当の先生にも、ある意味ではお世話になりました。(苦笑)」

――というと?

『僕って高3の春に東大に行くことを決心したんですよ。決心した理由の一つとして、担任の先生から「こんなんじゃ受からん」って言われて、カチンと来て。絶対受かってやるって思いました。他にも進路担当の先生からは「落ちたらどうするん?」って言われ、まだ受けてもないのに、そんな話すんなよって思って。僕を見くびるような言葉に反骨心を抱いて、受かってやるって燃えて、その体験を忘れないでいることで、モチベーションが上がったのも東大に受かった一つの要因だと思うので、その点では二人の先生に感謝してるんです。(笑)』

――なるほど、結構燃えやすいタイプなんですね。

東大じゃなくても?

では、現在東大生として生活しているわけですけど、「東大じゃなくても良かったんじゃない?」と言われた場合、どう答えますか?

『うーん。僕は東大じゃなくても良かったんじゃないかなと思っちゃう派なんですよ。僕は魚釣りが好きなので、東京都心は海が遠いし、人も多いしで嫌いなんですよね(笑)。あくまで学力をメインに考えてたので東大を志望していただけで、東京である必要はなかったんです。もし落ちてたら北大に行ってたと思うんですけど、そこで学力コンプレッックスが生まれることはあったとしても、その他の不満が生まれることはなかったんじゃないかなと思います。』

――魚釣り、ほんとに好きですねぇ。

『そうですね。僕は、幸せは「やりたいことをやっている時に感じるもの」だと思っていて、そのやりたいことが僕にとっては魚釣りなんですよね。なんでかはわかんないんですけど、魚釣りは割と継続的に好きで、飽きがこないのでずっとやってますね。』

――魚釣りの魅力を簡単にお願いします。

「カワハギが面白いんですよ。餌取り名人って言われてて、餌をよく食べられちゃうんだけどその攻防が面白い!カワハギのいいところは、①食べて美味しい、②釣るのが面白い、③皮剥ぐだけなので台所が汚れない。」

――なるほど。愛が伝わります。(笑)今回はありがとうござました。では、最後に一言!

『いらんこと考えずに、とりあえず勉強しよう!「自分が受かる」と確信できるくらいに勉強したほうがいい!

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございました。私たち『東龍門』は、東大生ならではのノウハウを活かし、受験や勉強に役立つ情報をTwitterでも発信しています。よかったらチェックしてみてください。また、質問などもお気軽にどうぞ!

執筆:樫村周

編集:ニシヤマミオ、遠藤和真

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東京大学工学部3年。仙台第三高等学校卒。一浪ののち理科一類に合格。 論理的思考力と、個々人の能力を引き出す洞察力が持ち味。 多趣味。文理問わず勉強。 最近はブロックチェーンに興味あり。 キャッチコピーは 「ワクワクつくって生きていく」

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