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人生は「ユーモアとウィットとセンス」!“東大生”らしくない東大女子の姿に迫る!

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「東大生らしくない東大生」を自称する西山さんは、現在休学中の文学部4年生。世間一般的には「勉強ばかり」と言ったイメージを持たれがちな、いわゆる“東大生”とは一線を画し、人生は「ユーモアとウィットとセンス」と語る彼女。今回は、その独特の世界観に迫ります。

人として尊敬できる兄の存在

--今日はよろしくお願いします。早速ですが、西山さんは東大生って感じしないですよね。

『そうですよね。出身も新潟県の田舎だし、親から勉強しろと言われたこともなく。むしろ「勉強なんて別によくないか?」ってスタンスでしたし。あんまり勉強勉強!って環境では育ってきてないもんで(笑)

--昔からそんな感じなんですね(笑)

『何より、兄ちゃんを見てたからね。うちの兄ちゃんは勉強とかスポーツが超得意というわけでもないんだけど、人間としてめちゃめちゃすごくて。頭のキレが抜群。話も盛り上げるし、場の空気が悪くなりそうだったらジョークの一つでも言って和ませる。そんな人をずっと見ていたから、点数とか偏差値とか数値化できるものを追い求めてって感じの世界なんてなんてこたぁない。テストで100点取っても別に褒められたこともないですよ。なんなら悪さばかりして怒られっぱなしですよ。今も(笑)』

--兄の存在ですか、そう言う人がいると確かにそういった価値観にもなりますよね。でも、よく勉強に気持ちが向かいましたね。

『やっぱり、そこ、疑問ですよね(笑)一応、勉強はできたんだよね。地元の中学とかではずっと1位か2位。2位の方が多かったかな。それで、高校は市内トップ校に行ったんだけど、そこの高校は市街地のイケてる中学校の強者たちが集まる学校だから、おとなしく頑張ろうってくらいの気持ちで入りまして。でも、新入生実力テストを受けたら、学年1位になっちゃった(笑)こればかりは本当に驚いた。「あららららら、どうしたもんかしら」って。』

--それはすごい。

『んで、「あれ、私頭いいんじゃーん?」って思って(笑)それまでそんなことは意識していなかったのに、この高校でこれってことはちょっとは信じてもいいんじゃないかって思いました。』

「芸としての勉強」

--なるほど…。ちなみに順位はキープしていたんですか。

『そうでしたねー。その理由も振り返れば二つほどありまして。』

--一つ目は。

『性悪な話、先生の悔しそうな顔が見たかった(笑)入学式の日に学年主任の先生が「今まではトップの成績だっかもしれませんが、これからはそれが続くと思わないでください」と話したんですよね。「そりゃそうだ!」って思っていたところで、さっき話した新入生テストが1位。驚きましたけど同時に「このままいけば、先生の言ったことを崩せるんじゃないか?」って思って。それからは順位を落とすもんか!と1位キープキャンペーンを3年間続けました(笑)定期テストで100点取ると先生が悔しそうな顔でテストを返却するんですよ。あと、教務室の中で「また西山か!」と話題になるのが、ねぇ。』

--そんな(笑)二つ目は?

芸としての勉強だったわけ。人間として面白くて秀でた人たちが集まる中でどうやってキャラ立てしようかなっと思った結果ですね。すでにお分かりの通り勉強とは縁遠いキャラなのに、なんか1位を取っちゃうぞ、と。これってネタになるんだよね。クラスのある男子に「にっしーが1位とか許せねぇ」って笑いながら言われたりして(笑)ある程度の成績があればちょっとくらいのやんちゃは許されるだろうと。このふざけた部分がなかったら勉強の部分も全くネタにならないし、勉強せずに悪さばかりしていてもただ怒られるだけでつまらないし。兄ちゃんみたいにしっかりしているわけでもなく、勉強ばかりできてもなぁと思っていたけれど、別に悪いことではないから思いっきり自分は数値化できるところで勝負しようかなって振り切りました(笑)

西山さんの恩師たちが勧めてくれた問題集。

恩師が支えた東大受験

--では、そんな西山さんはなぜ東大へ?

『これ、4段階のふるいがあって。一、親からは「国公立に行ってね」と言われていた。二、私はアイドルのために東京に行くしかない。三、先生は「行くなら総合大学がいいぞ!」四、「女子大は無理!(笑)」それで、「ととのいました。東大しかないやん!」って感じ(笑)』

--なるほど…

『困らないでくださいよ(笑)でもそこで最後にすんなり東大って絞れたのも高校の先生のすすめがあったからですよ。「西山は東大を目指せ」って高1から言ってくれてたことが大きかった。初めて言われたときは「ううぇぇぇ?!」って思ったけど、私も田舎の小娘に東大の可能性があるのがなんだかうれしくて「行っちゃいます?行っちゃいますよ?行っちゃうからね!」って調子よく、いや、楽しく受験に取り組もうと思いました。』

恩師たちからのメッセージカード。

--恩師の存在ですか。

『うん。お世話になった先生は各教科ごとにいますよ。すごく面倒見てもらったな。私は学年期待の星だったとかで、受験に関してはずっと面倒を見てもらっていて。最初から塾には行ってなかったけど、東大って決めてから最初に学年主任に「何したらいいですかね?」って聞きに行ったら「塾なんて行かなくていいから、私のところに来なさい」と。もう先生たちのことを信頼しきっていましたから。毎日添削してもらって教務室に入り浸って、他の学年の先生にも「今日は何の教科に来たの?」「今日はね、数学と地理と国語!」みたいな会話をして。結局現役では落ちちゃって、浪人時は予備校に行ってたんだけど、予備校帰りに必ず学校によって、添削しておしゃべりしてって感じで(笑)ほんと気にかけて、助けてもらってたなぁ。私は褒められると調子に乗っちゃうタイプだったから、意図的に「絶対に褒めないでください」ってお願いしたりもして。ちゃんと私のことを理解してくれる人がたくさんだった。』

--なるほど、本当に親身にしてくださって、そして今があるんですね。これでインタビューは終わりですが、最後に何か一言あればお願いします。

『学力も確かに大切ではあるとは思うけど、結局は人間力。心にはユーモア、言葉にはウィット、人生にはセンス。いかがでしょうか(笑)いつでもなんにでも面白がって笑っていたいじゃないですか。もちろん真面目に全力ですよ。』

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございました。私たち『東龍門』は、東大生ならではのノウハウを活かし、受験や勉強に役立つ情報をTwitterでも発信しています。よかったらチェックしてみてください。また、質問などもお気軽にどうぞ!

執筆・編集:小川護央

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