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108年の歴史で高校初の東大合格者から地方で学ぶコツを学ぶ

 
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三浦康太郎
東京大学後期教養学部2年。宮城県石巻高校卒。現役で文科2類に合格。 学内では社会問題についての自主ゼミや起業サークルに参加。 経験格差を是正しつつ、没頭の技術を教育で広めることが目標。 今は、あえて遠回りに視覚や脳について学んでいる。 東龍網編集長。頑張る。

福岡県の非進学校から108年の歴史初の合格、かつ長期の留学経験を持たないながらも、東大の英語の入試で上位一割の成績を取ってG1クラス(※)に在籍していた樋口航太さん。彼の英語力upの秘訣とは?一般的な地方生である彼の勉強法は汎用性が高いことでしょう!

※東京大学では、二次試験の英語の成績を用いて英語一列という講義のクラス分けを行います。3グループあり、G1(上位一割。帰国子女や留学経験者の割合が多い。授業は全て英語で行われます)、G2(上11〜40パーセント。留学経験者や英語が得意な東大生。)、G3(残り六割。筆者含む大半の東大生はここです。)に分かれています。

中学生の時に英語の楽しさに目覚めて

――地方非進学校出身&長期の留学経験がないのにも関わらず、英語でG1!凄いですね… 何か幼少期から特別に英語を勉強なさったりしたのですか?

『いえ、小学生の頃は特に勉強していなかったですね。中学受験に追われることもなく、福岡の普通の公立小学校で遊んでいました。』

――それ以降は…

『転機となったのは中学生の時ですね。中学一年生の時に、個別指導の塾で英語を習い始めました。首都圏進学校の人が行くような塾ではなかったんですけど、そこで英語の楽しさに気がつきました。英語に関しては自発的に勉強する様になって、中学高校とずっと得意教科でしたね。』

――英語の楽しさに気づいた、というのは、何か明確なきっかけがあったんですか?

『元々洋楽とか洋ゲーが大好きだったんですよ。中学校に上がって自分の身近なものに使われている英語が分かるようになり、英語の楽しさに気づきました。洋画で英語が得意になった人に関しては、文法語法をしっかり一回繰り返したら、更に伸びると思いますよ!』

――それ以外の教科に関してはどうでしたか?

『中学校の間はあんまり勉強していなかったですね。部活を頑張り友だちとワイワイみたいな、普通の地方の中学生の生活を送っていました。得意の英語のお陰で、中学校の順位は20/120位くらいに落ち着いていた感じです。高校受験に向けた勉強自体は本当に直前に始めたのですが、意外に他の教科の勉強も楽しめました。そしてこれが大学受験に向けて真面目に勉強するきっかけになりました。』

情報格差を埋める努力

――となると、高校生の時は真面目に勉強されていたのですね。

『そうですね、高1の初めから大学受験に向けた勉強はしていました。高校の進度があまり速くなかったので、個別指導塾は高1のうちに辞め、自分で勉強を進めていきました。特に数学が苦手だったので、高1の内に自力で数学IIBまで終わらせました。』

――凄い努力…誰かに助言をもらったり?

『いえ、基本的にはなんとか自分で情報を集めていましたね。インターネットで自分に合う勉強法や参考書を調べました。ですがこの時点では東大を考えてはおらず、九州大学を志望していました。』

――東大志望になったのはいつ頃ですか?

『二年生の冬です。模試で何となく「東京大学文科三類」と書いたらA判定が取れてしまって、行けるんじゃないかということで東大志望にしました。

三年生になってからは夏に自習室を貸してくれる塾があり、そこでの勉強が中心となりました。Z会は東進の東大特進にも取り組んでいましたが、基本は自分で勉強を進めていたかと思います。』

――英語に限らず、情報源が限られている中で自ら行動するストイックな姿勢が合格に結びついたんですね…大学ではどのようなことをされているのですか? 

『進学選択を経験し、現在は文学部で心理学を専攻しています。人の感情がどの様に動くのか、動く原因は何なのかといったことを学ぶのか楽しいです。 』

――東大の魅力を教えてください! 

『自分が思う一番の魅力は、やはり進学選択制度があるところです。私は大学に入学した際、英語が好きだったので文学部の英米文学を専攻しようと考えていました。しかし一年半の教養課程を経て、自分は英語がツールとして好きなのであり、英語自体を研究したいというわけではない、ということに気がつきました。そこで新たに興味が湧いた心理学を学問として学ぶことに決めました。 

自分が好きな分野の学部を志望するのもいいですが、高校生の頃は大学で学ぶ内容, そしてそれが自分に向いているのかということを判断する情報が少ないです。東大に入学し、大学生になってからの判断でも遅くはないと思います。』 

――最後に東大受験生に向けて一言お願いします!

『地方出身、というのは、東大受験に於いては確かにビハインドです。ですがその壁を乗り越えた時に得られる自信は、そこから先の人生で拠り所になるはずです。東大でしか得られないものが確かにあるので、地方の高校生も積極的に東大を目指してください! 』

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございました。私たち『東龍門』は、東大生ならではのノウハウを活かし、受験や勉強に役立つ情報をTwitterでも発信しています。よかったらチェックしてみてください。また、質問などもお気軽にどうぞ!

執筆:立石ひな乃

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三浦康太郎
東京大学後期教養学部2年。宮城県石巻高校卒。現役で文科2類に合格。 学内では社会問題についての自主ゼミや起業サークルに参加。 経験格差を是正しつつ、没頭の技術を教育で広めることが目標。 今は、あえて遠回りに視覚や脳について学んでいる。 東龍網編集長。頑張る。

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