ドラゴン桜2をサポートする東大生による、東大生をさぐるメディア

「大学生活が大きく自分を変えた」。行動派東大生に迫る!

アバター
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター

今回インタビューに答えてくれたのは、私立女子学院高校出身で現在は後期教養学部2年の佐藤郁さん。部活優先の高校生活から東大合格、そして、サークルを通じていい仲間に出会えたという現在までの変化を辿った。

ーー佐藤さんはどんな高校生活を送っていましたか?

『バスケ部の活動が最優先で、頭の容量の大部分を占めていました。勉強はほとんどしていなかったので、学校の成績は芳しくなく、宿題もあんまりしていませんでした…。でも、高二の冬からは頑張りました!きっかけは塾のクラス分けテストです。試験直前には集中的に1日15時間勉強しました。』

高校時代一生懸命だったバスケの個人用部活ノート

ーーすごい集中力ですね!どういうやり方でやっていたんですか?

『与えられた課題をこなすというよりは、自分に必要な勉強を選択してこなすタイプ」でした。学校の課題は最低限しかやってなかったので、最終的な校内成績も低かったと思います。校内成績にとらわれずやっていましたね。というか、とらわれている余裕が無かったのかな』

ーー自分に必要なものを選択して実行する能力は大事ですよね。東大を目指そうと思った理由はなんですか?

『小学校四年生の時に、友達二人とお父さんと車でドライブしていて、本郷キャンパスのまえを通りかかった際、「ここが日本一の大学だよ」と教えられました。そのとき「じゃあ3人で行こう!」と友達と約束したのが、直接的なきっかけです。

ただ、中一の時に東大行くって言ったら周囲の友人から驚かれました。成績も良くなかったので。それでも東大は自分の中での決定事項。全然迷いませんでした。「今日はラーメンの日だ!」と同じテンションです(笑)』

ーーなるほど、随分すっぱり決めましたね(笑)成績もよくなかったとのことですが、それでも揺らがなかったのがすごいなと思います。

『東大模試は大体Cでしたね、直前期にAやBをちょこちょこ取れるようになりましたが。成績が悪くても、このままでは落ちるという危機感を感じる一方で、ある意味それを楽観視して、それでも絶対受かる、受かってやると強く思っていました』

ーー現状を踏まえつつゴールを見据えることが大事ですね。そして、無事現役で東大に入ったんですよね。おめでとうございます。

『入試の後は受かるどうか心配だったので、受かった時は嬉しかったです。そういえば、合格発表の時に、インターネットじゃなくて掲示で見たくて。本郷キャンパスで発表されるのに、当日駒場キャンパスに行っちゃって。「あれ?誰もいない!」って(笑)その後本郷キャンパスに移動してやっと合格を確認しました。』

合格発表のとき、自分の受験番号を指差す郁さん

ーー(笑)ところで東大に入ってみてどうでしたか?

『最初入った時、周りがサボることと遊ぶことしか考えてなくて、つまらないなと思いました。でも、Bizjapanという、プロジェクト企画などを行うサークルに入って、そのメンバーに対していい意味で「なんだこいつら」と驚きました。すごく優秀で行動力のある人ばかり。そんな面白い人たちの仲間に入れたのは本当に幸運でした。

でも同時に、自分もそれくらいすごくなきゃいけない、自分は本当は普通の人間なんだということを知られたくないという焦燥感を感じました。そういう思いもあって、いろいろなことにチャレンジしたり新しい環境・領域に飛び込んだりすることを大事にしていました。海外派遣プログラムやビジコン、数々のイベントに参加したり。すごく忙しくしていました』

ーーなるほど。郁さんは大学での生活が自分を変えたと言っていましたが、具体的にはどう変化したんですか?

『価値観が大きく変わりました。高校までは、部活やテストといった枠ありきで努力していて、それに違和感を感じていませんでした。でも、「そんな枠なんて知るか」っていう人たちの出会いがあって。自分が社会に貢献する方問題の根本を変え、本当の意味で社会にインパクトを与えようとしている人の視点を知ることで、自分もゼロベースで「真に問題となっているのはどこか?」「本質的に変えるには?」ということを考えるようになりましたね。それから他人を想う心の大切さに気づきました。「社員にキャバクラ代を出すなら学生に投資したい」という社長を始めとして、社会的な視点から自分がやるべきことを見つけ、実行している方たちと出会いました。そういう方々はみんな優しくてとても素晴らしい方々でした。いいことをできる人っていい人なんだな、いいことっていい人にしかできないんだなと実感させられました。これは言ってしまえば当たり前のことなのですが、この当たり前ができる人は本当に少ないです。私もそんな人間になりたいです。社会に貢献したり、個人として成功したり、温かな家庭を大事したりしたいと願う前に、一人の人間として立派な人物であることを強く意識しています』

――最後に、受験生のみなさんにメッセージをお願いします。

『「学び」「勉強」「学習」といった言葉はとても意味の広い概念です。何をしていても、それに情熱を持って本気で取り組んでいれば、たとえゲームだろうと、ナンパだろうと、学びになります。

その意味で、学びたい人にとって東大は良い環境だと思います。自分の興味分野を掘り下げ、情熱を見出し、活発に活動している人も少なくありません。

一方で、社会に出ると1年2年の遅れやリードは誤差です。今の目標よりも大切なことを忘れないで欲しいです』

――なんでも情熱を持って本気で取り組めば学びになる、大事なことですね。

『こんな偉そうなことを言っていても、私はみなさんと対して年は違いません。メッセージとして書いたことは自分で実践できているのかも怪しいです(笑)。周囲の先輩や大人は自分の経験から感じたことを言っているだけなので、概して適当なことを言いがちです。本人は良いことを言っているつもりでも。

だから、自分で考えて、行動していってください。その過程で学びがあり、情熱を見出し、大切な人に出会うのだと思います。そうなったら、楽しそうだと思いませんか?人生楽しんでナンボです!』

――ありがとうございました!

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございました。私たち『東龍門』は、東大生ならではのノウハウを活かし、受験や勉強に役立つ情報をTwitterでも発信しています。よかったらチェックしてみてください。また、質問などもお気軽にどうぞ!

執筆:内山幸奈

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 東龍網ーTORYU NETー , 2019 All Rights Reserved.